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ご質問QA

養育費の相場

2019.02.14

Q 私は現在夫と離婚協議中なのですが、養育費について、夫から、一般的な相場に従った金額にしようと言われています。養育費の相場というものはあるのでしょうか? A 「相場」というのも、何とも複雑な表現ではありますが、現実問題として、相談者の方から、「慰謝料の相場」や「養育費の相場」について、お尋ねを受けることは多いです。ご夫婦ともども、これまで考えたこともない初めて直面する問題ですから、円満な話し合いができている場合でも、「世間一般の相場」というところから入ることは決して悪いことではないと思います。 先だってもお話ししましたが、養育費の算定について、調停・裁判実務で用いられている「養育費・婚姻費用の算定方式・算定表」という資料があり、弁護士も、ご相談者から養育費の額についてのお尋ねがあった際には、この資料を一つの指標として、お示しすることが多いです。 双方の年収と子の数、年齢によって、いろいろなケースがありますので一概には言えないですが、ざっくり言えば、夫が会社員として稼働し、奥さんが専業主婦という場合で、夫の年収が400万円程度の場合、お子さんが1人であれば、4~6万円程度、というのが、ひとつの「相場」と言えるかもしれません。 ただ、養育費の額は、お子さんの福祉を考えて、ご夫婦でお話し合いで決めるのが原則でありますので、決して、このような「相場」にとらわれる必要はありません。 また、離婚後に子どもを養育する側からみれば、少しでも養育費を多くもらいたいところですが、相手方にとっても、そもそも収入には限りがあり、離婚後の生活というものもあります。 そのようなお互いへの配慮を持ちながら、両者間で話し合いがまとまる離婚というのが、ご夫婦はもちろんのこと、何より、お子さんにとって、一番幸せな離婚と言えるのだろうと私は思います。 当事務所では、離婚・男女関係に関する法律相談に積極的に取り組んでいます。 依頼するかどうするかは、相談した後に、じっくり考えてお決めになればいいことです。 まずは、一人で悩まずに、お気軽にご相談下さい。
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