2013.05.13
まだ若いご夫婦の離婚のご相談を受けることがあります。
そこでいちばん大きな問題となるのが、お子様の養育費と親権の問題です。
ご夫婦だけの問題ではなく、お子様の将来に関わる重要な問題ですので、しっかりと弁護士を交えて相談されることをおすすめしています。
若いご夫婦でお子さんもいらっしゃる場合、単なる性格の不一致で離婚に至る場合は少ないです。
お子さんがいることで夫婦ふたりで向き合う時間は減りますし、お子さんの手が離れるまで性格の不一致に気付かない場合もよくあります。
そしてやはりお子様が受ける精神的ショックや環境の激変などから、そう簡単には離婚まではいかないようです。
それだけに、若いご夫婦の離婚は抱える問題が大きいのも特徴です。
例えばご夫婦どちらかの不貞行為であったり、ギャンブルで借金を抱えていたり、DVがある場合もあります。
お子様がいて離婚されるということは、余程の決心がいるはずです。
一刻も早く縁を切りたいというお客さまもいらっしゃいます。
しかし私どもではお子様のためにも、しっかりと養育費を決めて親権について話し合いの場を設けることをおすすめしています。
またお子様との面会についての取り決めをしておくべきでしょう。
お子様が必要以上の苦労をされないためにも、きちんと書面にて約束ごとは残しておきましょう。
その際には私どもがお力になれればと思います。